内部統制とは、
企業活動が適切に行われていることを企業自らが監視し、
評価し、その取り組みを改善していく一連の仕組みのことをいいます。
内部統制には、4つの目的があります。
1、業務の有効性及び効率性 (業務目的)
2、財務報告の信頼性 (財務報告目的)
3、事業活動に関わる法令等の遵守 (コンプライアンス目的)
4、資産の保全(資産保全目的)
また、
内部統制には、6つの構成要素からなります。
1、統制環境
2、リスクの評価と対応
3、統制活動
4、情報と伝達
5、モニタリング
6、ITへの対応
内部統制は、2005年に会社法 、
2006年に金融商品取引法において、
共に内部統制システムの構築を義務付ける規定がおかれ注目を集めています。
なお、 金融商品取引法における内部統制報告書の提出の義務に関する部分が、
日本版SOX法と呼ばれています。
会社法と金融商品取引法とは、一般法と特別法の関係にありますが、
重要なことは、共に、内部統制をシステムとして要求している点です。
内部統制そのものの考え方は、かなり古くからありますし、
組織にとっては一般的といえます。
他方、システムとしての内部統制は、比較的新しいものです。
内部統制と内部統制システムは区別して考えることが必要です。
現在、内部統制システムのデファクトスタンダードであると考えられているのが、
COSOフレームワークと呼ばれるものです